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2019.07.22

新着情報

《認知症研修・第4回目》(全6回)

2019年7月22日(月)特養4階会議室にて、全6回「認知症研修」の4回目の講義がおこなわれました。
ポプラの各施設から希望者30名の職員が参加。
マックシールスクールの平野講師(大阪府認知症実践指導者・上級認知症ケア専門士 等)にご指導いただいています。

普段から認知症のご利用者様と関わる事の多い職員に対し、認知症に対する理解を深めてもらうこと、ケアの質の向上・ならびに他施設の職員との情報共有を目的としておこなっています。

折り返しとなる4回目のこの日は、『 アセスメント(理由を探る)』というテーマで進行しました。
介護の現場の「アセスメント」とは何か?その視点は?必要な情報は?
という基本的なことから、具体事例の検討に至るまで、今回もグループワークや演習を織り交ぜながら進行しました。

 

●「アセスメント」の目的 … その方らしいより良い生活、症状の緩和と可能性への支援が目的。
  『その人の思いを正しく知る』  答はその人の中にある。→ 行動や心理の原因・理由を探るための情報収集。

  言動に現れるのはまさに「氷山の一角」で、水面下にあるものを情報によって推測し、正しい解釈を導き出す。
  そして「生活の質を高める方法で改善できないか」を考えること。

 

●「視点を変える」 … 介助者側の視点から『認知症の人の視点』で考える。
  「Aさんの問題行動」→ 誰にとって「問題」?明らかに介助する側からの視点。
  「困ったAさん」ではなく、 「困っているAさん」なのだという認識をもつことが大切とのことでした。

 

「認知症ポジティブケア実践編!」みなさんならどんな声掛けをしますか?ということで意見を出し合いました。
 ◇夜間廊下をうろうろしている人へ
 ◇ロールキャベツを作るためのキャベツを真っ二つにしてしまった時
 ◇帰宅願望のある方がエレベーターの前に立っているとき
 ◇同じことを何度もたずねてくるとき
 ◇ウォシュレットで床を水浸しにしてしまった人へ

 

キャベツのくだりは平野講師の目の前で起こったことで、その時は「切ってくれたの?ありがとう。じゃ、野菜炒めをしましょう!」ということで丸く収まったそうです。

 

どのパターンにしても正解はひとつというわけではなく、状況により、人により、対応の仕方は変わって当然。
目指すのは「パーソン・センタード・ケア」。
~その人を取り巻く人々や社会と関りを持ち、“人として受け入れられ尊重されている”と本人が実感できるように共に行っていくケア~
介護者としての「気づき」と「想像力」を働かせましょう!とのことでした。

 

次回5回目は8月19日(月)です。