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2019.02.09

ポプラの日々ごと

兵庫県立国際高等学校様 来苑 《外国人スタッフの現状調査》

スーパーグローバルハイスクール(SGH)指定校である兵庫県立国際高等学校から16名の高校生が、ポプラで働く外国人スタッフの現状、法律制度問題などについての聞き取り、EPA介護福祉士候補生たちへのインタビューのため来苑されました。一昨年、昨年に続き今年で3回目となります。
(SGH指定校とは・・・国際化を進める国内外の大学・企業・国際機関等と連携を図り、グローバルな社会課題・ビジネス課題をテーマに横断的・総合的・探究的な学習を行う高校です)
《研究のテーマ》・・・日本の介護現場における移民労働の現状の調査をし、日本の未来の選択肢を考え、介護現場における外国人介護人材活用に関する状況の変化を知ること。(同校はこのテーマでSGHの過去の大会において受賞をされています)

 

当法人の人事部長よりポプラグループの概要説明のあと、海外事業部の課長から外国人採用のための法人としての取り組み・今後の課題などについてお話をさせていただきました。
生徒の皆さまは真剣に耳を傾け、メモをとられていました。その後EPA介護福祉士と候補生が入室。質疑応答が始まります。
最初は少し緊張気味だった候補生たちも、「日本で働こうと決めた理由」「EPAを取得したら日本でずっと働きたいか」「母国の家族構成」「家族と離れて寂しくないですか?」「日本のここが困った」「日本に来てよかったこと」と質問が進むにつれ笑顔も増え、プライベートな質問には笑い声も上がる雰囲気となりました。
まだまだ法律や制度の縛りの中で現実とのギャップは埋まらない部分は多々ありますが、困難も乗り越えてチャレンジしに来ている彼らの真摯な気持ちにこたえる意味でも、我々受け入れる側ももっとサポートしなければならないと思いました。
同様に高校生たちもそれぞれ何かを感じていただけたようです。

《特別養護老人ホームポプラ》施設紹介ページはこちら…

 

(ところで彼らがクリアしてきているN3とかN4という「日本語検定」皆さまご存知でしょうか?
  日本語検定「N1~N5」 → 時間があればお試しください(結構ムズカシイですヨ…!)