テーマ◇面接の起承転結～面接の組み立て方を意識する～
講師◇社会福祉法人山翠会　特別養護老人ホームさんすい園施設長　前川嘉彦氏
日時◇2019年10月23日　場所◇池田市保健福祉総合センター

相談援助の必要なクライアントに対しケアマネジャーがおこなう「相談援助面接」について。
社会福祉法人山翠会　特別養護老人ホームさんすい園施設長　前川嘉彦氏をお招きし、ケアマネジャーの方々を中心に約90名にお集まりいただきお話を伺いました。
ニーズを引き出し、何が必要かを見極めてその方にとって最適なプランを提供する。
そのために必要な、事前準備や心構え・アセスメント（情報収集）の重要性など、段階とプロセスを追って進めることの大切さについてグループワークやロールプレイを交え学びました。
他のケアマネジャーがどのように面接をしているか、なかなか知る機会もないのでグループワークでのセッションは熱のはいった様子でした。
相談援助の場に限らず、同じ話を聞いていても個人のフィルターを通した時点で理解する方向が大きく変わってしまうことがあります。
面接時に聞き取った情報をもとに導き出した問題点やニーズについて、自分の理解した内容と、クライアントの伝えたかったことが合致しているかどうか、言葉にしてお互い確認しておく必要があるとのこと。
相談援助の専門職でなくても活用できる貴重なお話を伺うことができました。